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取扱品目

せとか

せとか
科・属名
ミカン科ミカン属
原産地
長崎県
1月~3月
特徴
せとかは長崎の果樹試験場で「清美」と「アンコール」をかけ合わせ、更に「マーコット」を交配して育成されたタンゴールで、2001年10月に品種登録されました。タンゴールの中では大玉で、まだ生産数も少なく、果皮が薄く傷つきやすいことなどから、傷が無く、糖度が高い物は高級進物用として高額で取引されています。農研機構によると、「せとか」の名前の由来は育成地(長崎県口之津町)から望む地名(早崎瀬戸)、瀬戸内地方での栽培が期待されること及びこの品種のもつ良香にちなんでいるそうです。果実は200~300g程で、タンゴールの中では比較的大きい方になります。果皮は橙色から濃橙色、果面はなめらかで美しく、外皮も薄く浮き皮もなく張りがあります。とても薄く、手で簡単にむけるものとじょうのう膜と一体になって剥きにくいものがあります。果肉は非常にジューシーで甘く、オレンジのような濃厚な味が楽しめます。また、じょうのう膜も薄く、柔らかで口の中に残りません。
選び方
色が均一で表面が滑らかで艶があり、ヘタの部分に青みが残っているものを選びましょう。持った時にずっしりと重みを感じる物が果汁が多く美味しいです。形は腰高な物より扁平なものの方が美味しい傾向にあります。表面に多少傷があっても味そのものにはあまり影響はありません。
保存方法
保存性は良い方です。時期的に気温が高くないので、冷暗所においておくだけで大丈夫です。冷蔵庫に入れる場合は乾燥しやすいのでラップに包むか袋に入れましょう。あまり低い温度だと低温障害を起こす場合があるので注意してください。

日本の主な産地

  • 愛知県
  • 和歌山県
  • 広島県
  • 愛媛県
  • 佐賀県
  • 熊本県
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